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さて先日は、和彊会、日立金属株式会社様主催で中国へ研修視察に行ってまいりました。
同業の皆様と弊社より営業担当が1名での参加です。
研修の目的としては普段取り扱う国内での日立材が現地でのプロパー材としてどのような役割や加工技術経ているのか?または実際に加工を行っている現地の金型メーカーを視察する事が主な研修の内容です。
羽田から一路上海虹橋空港へと移動し、約3時間で到着。そのまま上海近郊の金型メーカーを視察しました。
視察後はバスにて蘇州へ移動し、現地法人である日立金属株式会社(蘇州支社)に到着。
工業圏区内の為、敷地規模は非常に広いです。その広大な工場を見学して特に興味深かったのは、
この真空窒化処理窯です。
日本では安全性の為6barまでしか圧力がかけられないのですが、中国や欧州では15bar前後まで圧力をかけられる為、日本よりも早く冷却ができ材料変寸が少ないというのが非常に高度な技術力だと感じました。その後、同社にて座学として工具鋼流通動向、技術、現地の市場状況など様々な知識を学びました。
視察終了後は、皆一路宿泊先へと移動しその日の晩は蘇州料理を堪能致しました。
非常に数多くの料理を提供して頂きましたが、その中でも最も美味だったのがこちら
ご存じ上海蟹です。同業の皆様と卓を囲み会食です。大変楽しいひと時を過ごしました。
2日目は主に蘇州観光を企画して頂き、現地の世界遺産である獅子林や虎丘の塔といった名所を巡りました。
翌日は帰国日でしたが、早朝に起床し街中を散歩してみました。
散歩中に気がついた事があったのが、街中を走っている車がベンツ、ポルシェといった高級外車ばかりなのが驚きでした。なんでも日本と中国での車両価格帯は日本と比にならない位現地では高額との事、ですので彼らは本当の意味での富裕層なのでしょう。
今回の海外視察でしたが、非常に多くの事を勉強する事ができました。この様な機会はあまり無い事ですので、
学んだ事を業務の中でもしっかりと活かして成長していきたいと思います。
今回主催していただいた、和彊会、日立金属株式会社様へ改めまして御礼を申し上げます。
弊社では鉄鋼販売のプロフェッショナル企業としてしっかりと拡販に努めていく所存であります。
どうぞ今後共に宜しくお願い申し上げます。
弊社営業担当。